そもそもの語源は、透明度の高い長石類にカボション・カットを施すことによって得られる青や白の光沢を月光に見立てたことによります。特に青色のシラー効果をもつものを「ブルームーンストーン」と呼んでいます。元来スリランカで稀に産出する淡い青色のムーンストーンをブルームーンストーンを呼んでいましたが、その後インドなどで産出される長石もブルームーンストーンと呼ばれるようになっために、特にスリランカ産の青色のムーンストーンを「ロイヤルブルームーン」と呼び、オーストリアのアデュラー山脈で産出されているものは、透明感が高く青く美しい光を放つため「アデュラリアンムーンストーン」と呼ばれています。
ほかに、七色の光をはなつものがあり、これを「ムーンストーンレインボー」と呼び、さらに青色の光があると、「ロイヤルブルームーンストーンレインボー」と呼びます。
古代からムーンストーンには、悪霊を祓い、予知能力を高め、ストレスを和らげ、愛をもたらすと信じられています。
石言葉:健康・長寿・富