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今日は何の日

7月の誕生石:ルビー(紅玉)

ルビーは、サファイアと同じコランダムと呼ばれる鉱物です。
宝石の中ではダイヤモンドの次に固い鉱物です。

コランダムは不純物(金属イオン)の違いで色が変化し、不純物としてクロムが入ると濃い赤色のルビーになり、鉄・チタンが入るると青色のサファイアになります。
コランダムには赤、黄、オレンジ、ピンク、水色、青など様々な色のものがありますが、赤色のものをルビー、それ以外のものはすべてサファイアと呼ばれています。

ルビーの名前は、ラテン語で赤を意味する"rubeus"に由来します。
透明感があり、色が濃く、キズの少ないものが高価とされていて、「ピジョン・ブラッド」(ハトの血)と呼ばれる少し青みを感じさせる色をしているルビーが最高の質とされています。

ルビーの中に金紅石の針状結晶が混ざることにより、星状の光が見られるものは「スタールビー」と呼ばれ、価値も高いものです。


石言葉:熱情・純愛

8月の誕生石:ペリドット

「ペリドット」という名前は宝石名です。鉱物学的にはオリビン"Olivine"と呼ばれている誕生石です。
屈折率が高いため、明るい緑色が映えることが特徴の宝石です。
少量の鉄やニッケルを含むことで、黄緑色〜緑色、オリーブグリーンとなった誕生石です。屈折率は高く、地球に落ちた隕石のと同じような成分をしています。
大きなものは非常に珍しく、多くは塊状、粒状、砂状で発見される誕生石です。

夜のライトの下で見るとエメラルドのような輝きを発するため、イブニングエメラルドという美しい別名でも呼ばれます。

石言葉:夫婦の幸福

8月の誕生石:サードニックス

サードニクス(サードオニキス)は潜晶質石英のカルセドニーの一種。和名はめのう(瑪瑙)の一種です。
めのう(アゲート)の中で、赤と他の色(主に白)の縞模様を持つものを呼びます。
メノウ(瑪瑙、agate、アゲート)は縞状の玉髄の一種で、蛋白石、石英、玉髄が層状に岩石の空洞中に沈殿してできた鉱物の変種です。中心部にすき間を残していることがしばしばあり、まれに液体・気体がそのすき間に存在することもあります。 日本では石川県、富山県、北海道などに産し、七宝のひとつに数えられている。

石言葉:幸せな結婚・夫婦和合

9月の誕生石:サファイア(青玉)

サファイア(Sapphire)は、鉱物の一種であり、一般に宝石として扱われます。サファイアはコランダムのうち宝石としての価値があり、かつ色が赤でないものをいいます。不純物の違いで濃赤色を呈するものはルビー(不純物:クロム)となります。

サファイアの名前は、青を意味するラテン語の”sapphirus”またはギリシャ語の”sappheiros”に由来します。

石言葉: 慈愛・誠実・貞操


10月の誕生石:オパール(蛋白石)

オパール(opal)は、鉱物の一種です。
透明-半透明で、ガラス光沢をもち、透明や白、黄、緑、青、赤と様々な色をもつ宝石です。
遊色効果(プレイオブカラー)と呼ばれる虹色の美しい輝きを持つものが有名です。
揺れ動く虹の色を含んでいるところから、かつては賢者の石と呼ばれました。
特に日本で好まれている誕生石で、白い地色に虹色の輝きをもつものは特に人気があります。和名は蛋白石(たんぱくせき)といいます。


石言葉:希望・無邪気・潔白



10月の誕生石:トルマリン(電気石)

トルマリン(tourmaline)は、ケイ酸塩鉱物のグループ名。結晶を熱すると電気を帯びるため、日本名・電気石(でんきせき)と呼ばれています。
トルマリンの名前は、シンハリ語で多くの色をもつという意味の"turmali"に由来します。
もともとジルコンの事を表す言葉でしたが、長い歴史の中でトルマリンのみに用いられるようになったと言われています。


石言葉:希望




11月の誕生石:トパーズ(黄玉)

トパーズは、石英(水晶)より少し硬いケイ酸塩鉱物。
和名は黄玉と言いますが、黄色だけでなく、青、ピンク、オレンジなどの色がある誕生石です。
シトリン(黄水晶)と混同された歴史があるため、和名は黄玉と名付けられたようです。
劈開性があるため、強い衝撃には注意が必要です。


石言葉:友情・友愛・希望・潔白



11月の誕生石:シトリン(黄水晶)

黄水晶(citrine、シトリン)は黄色に色づいた水晶。アメシスト(紫水晶)を加熱してオレンジ色に変えたものがよく流通しています。
水晶に鉄イオンが含まれることにより、黄色に変化した誕生石です。
アメシスト(紫水晶)と、シトリン(黄水晶)が一つの石の中に層状に存在するアメトリンも存在し、アメシストと関わりの深い誕生石です。

シトリンはその色合いが黄色いトパーズと似ていることから、シトリントパーズとも呼ばれて混同されていますが、実際はクリスタル(水晶)の仲間の誕生石です。


石言葉:社交性・勇気・活力・希望


12月の誕生石:タンザナイト(灰簾石)

タンザナイト (Tanzanite) とは、青〜青紫色を有する多色性の宝石のことです。鉱物の分類では、黝簾石(灰簾石、zoisite)と呼ばれています。緑簾石(epidote)の一種として分類されることもあります。
歴史的には、タンザニア連合共和国・アルーシャ市のメララニ丘で青紫色の美しい石が掘り出されました。青色の美しい色合いからサファイアかと思われましたが、鑑別の結果ゾイサイトの一種であるとわかりました。
そのため、正しくは、ブルー・ゾイサイトという宝石ですが、今日ではタンザナイトの名前で親しまれています。

石言葉: 誇り高き人(高貴)・ 冷静・ 空想



12月の誕生石:ターコイズ(トルコ石)

トルコ石(トルコいし、turquoise、ターコイズ)は青から緑の色を持つ不透明な鉱物です。

色合いが美しいため、数千年の昔から装飾品として利用されてきました。

英語では turquoise (ターコイズ)といいます。この語の語源は古くはっきりしませんが、フランス語の pierre turquoise (トルコの石)に由来するといわれています。これは幾分かの誤解を含んでおり、トルコでトルコ石が産出されたわけではなく、アトラス山脈周辺の砂漠で産出されたものが貿易でトルコを経由してヨーロッパへ広がったのちになじみの深い宝石になり、「トルコ石」と呼ばれるようになったとされています。

石言葉:成功・旅の安全


12月の誕生石:ラピスラズリ(瑠璃、青金石)

ラピスラズリ(Lapis lazuli)は方ソーダ石グループの鉱物である青金石を主成分とし、同グループの方ソーダ石・藍方石・黝方石など複数の鉱物が加わった類質同像の固溶体の半貴石です。和名は瑠璃(るり)。深い青色〜藍色の宝石で、しばしば黄鉄鉱の粒を含んで夜空の様な輝きを持ちます。

エジプト、シュメール、バビロニア等の古代から、宝石として、また顔料ウルトラマリンの原料として珍重されてきました。

ラピスはラテン語で「石」(Lapis)、ラズリはペルシア語→アラビア語"lazward"(ラズワルド:天・空・青などの意で英語Azureの語源)が起源で「群青の空の色」を意味しています。


石言葉:尊厳・崇高・高貴




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